書類選考では、志望動機や自己PRなどから熱意ややる気があるかを知ろうとするので、空白が多いとやる気がないと取られて書類選考に不利になります。介護職として働いた経験があり、年齢も高いのに空白が多い履歴書を出すと、取り組み方が甘いとか志望する気持ちが強くないと判断されてしまいます。志望動機や自己PRは、じっくりと考えて熱意ややる気が伝わる表現で書くようにしましょう。
履歴書は、手書きでもパソコンでも問題ありません。手書きの方が熱意や個性が伝わりやすい、介護記録を手書きで書くことが多い、採用担当者は、手書きの履歴書を見るのに慣れているという理由で、介護業界の場合は、手書きの方が良いという考え方もあります。実際に、履歴書を手書きで書くように指定している施設もあります。文字の書き方から性格などを知ろうとしているかもしれませんし、手書きならコピペができないというのがその理由かもしれません。
手書きという指定があればそれに沿うことが必要ですが、そうでなければパソコンで作成しも問題ありません。現在は介護業界でも介護DXが進んでおり、介護記録も端末に入力する形になっているところもあります。パソコンで作成すれば、ITスキルを証明することもできます。
手書きにする場合には、誤字や脱字に気をつけます。字があまりきれいに書けなくても、丁寧に書くようにしましょう。パソコンで作成する場合は、誤変換に気をつける、フォントを統一するなどの点に注意しましょう。